第106回全国高等学校野球選手権大会が、2024年8月7日(水)から17日間の予定で、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催されます。
高校球児の熱い戦いに胸が熱くなりますね。
応援にも力が入ります!
応援中に、ふと、バックネット裏で応援している小学生に目が行くことはありませんか?
あれ、そういえばなぜいつも小学生らしき子供がいるの?昔は大人が陣取っていたような?いつから?と思う方はこの記事をサクッと読んでみてくださいね。
この記事でわかること
- 甲子園(高校野球)のバックネットの子供達は誰?少年野球?
- 甲子園(高校野球)のバックネットでの観戦者の選出方法は?
- いつから少年野球になったの?なぜ?
- 少年野球チームの観戦への声
甲子園(高校野球)のバックネットの子供達は誰?少年野球?
まずは、高校野球の甲子園球場のバックネット裏に注目してみると、
毎試合必ず子供達が座って観戦していますよね。
この子供達は、少年野球チームの子供達です。
甲子園のバックネットでの観戦者(少年野球)の選出方法は?
バックネット裏で観戦の少年野球のチームはどこのチームでどうやって選出されているのでしょうか?
このチームは、
大会主催者により招待された地元少年野球チームの選手たち
です。
甲子園球場は、兵庫県西宮市にあります。
西宮市内だけでも少年野球は40チーム以上あるそうですよ。
各チームに観戦募集を募り、応募多数の場合は抽選等で決めているのかもしれませんね。
いつから少年野球(子供)になったの?なぜ?
では、いつから、なぜ甲子園のバックネット裏の観戦が少年野球チームのなったのでしょうか?
いつから?
最近かと思ったら、意外と前でした。
今から9年も前から、高野連がドリームシートとして少年野球チームに提供しています。
なぜ?
なぜ、高野連がドリームシートとして少年野球チームに提供するようになったのかというと、
「8号門クラブ」の観戦態度等が問題視されたから
です。
以前は、『一般席』として解放されていました。
しかし…
その「8号門クラブ」と言われるサークルの方々の中には素行のよくない方もいました。
バックネット裏を取りたいがために、
- 中央内野席の入り口に寝泊まりして開場を待っていた
- クラブ内で他者を締め出し続けていた
- 自由席であるにも関わらず、先客がいつもの席に座っていると、「そこをドケッ!」と一喝して、他の席に座らせていた
さらに、
- 試合とは関係ない学校のグッズを手にして応援していた
など
こうして、主催者へ苦情が何件も寄せられる実態になっていました。
連日テレビに映るバックネット裏の様子は、どうしても目に入ってしまいますよね。
選手の緊迫したプレイに集中したくても、毎回同じ方が座っていたり、試合とは関係ない動きをしたりしていたら、テレビで応援している側としてはとても気になってしまいます。
高野連は、そういった行為への対策として、未来の高校球児となるであろう子供達にドリームシートとして用意しているんですね。
少年野球チームの観戦への声
どんなことにも賛否両論あるのはつきもの。
バックネット裏の席を少年野球チームの招待席にしたことに不満がないわけではないようです。
しかし、多くはバックネット裏の席を子供達の観戦席にしたことをプラスに捉えているようですね。
ただ、時間帯によっては日陰のないバックネット裏での観戦…。子供達の体調を心配する声も出ています。
連日の暑さ…。そんな中でも一所懸命観戦している子供達。熱中症が心配になりますよね。
時々そわそわしているような子供も見受けられますが、
招待席の子供達は、あの熱い中、ガブガブ水筒飲んだり隣のことおしゃべりしたりもせず、お行儀よく観戦していることに感心します。
少年野球の子供達は、観戦にあたり事前に諸注意を受けているそうですよ。
間近で高校球児の熱い戦いを見ていい刺激になるのではないでしょうか。
大会本部の方は、くれぐれも子供たちが熱中症にならないよう、配慮をお願いしたいですね。
まとめ
この記事では、バックネット裏で応援している小学生が気になった方のために、
『甲子園(高校野球)のバックネットの子供は誰?少年野球?選出方法・いつから・なぜ?』という内容でまとめてきました。
甲子園のバックネット裏で観戦している子供達は、
大会主催者により招待された地元少年野球チームの選手たち
です。
以前は、一般席として解放されていましたが、あまりに素行の悪い大人達がいて高野連に何件もの苦情が寄せられてしまう状況に…。
2015年ごろから、高野連がドリームシートとして少年野球チームに提供してます。
猛暑の中でもお行儀良く観戦している子供達。
暑さで体調不良にならないか心配ですが、いい刺激を受けて今後の練習に力が入りそうですね!