ジャニーズ事務所の会見が、9月7日(木)の14時から行われました。
この記事では、
- ジャニーズ事務所会見の内容まとめ
- ジャニーズ事務所会見の全文・文字おこし(こちらは途中までですm(_ _)m)
- ジャニーズ事務所会見の出席者
についてお伝えしていきます。
ジャニーズ事務所会見の内容まとめ
会見は長時間に及びました。内容のまとめは以下の通りです。
・性加害を事実と認め謝罪
・藤島ジュリー景子社長は、ジャニーズ事務所社長退任・今後の体制
・東山紀之さんが、社長業に専念することを表明(年内でタレント活動を引退)
・新しい会社名の発表(社名は存続)
・被害を訴える元タレントらへ誠心誠意救済・補償していく
ジャニーズ事務所会見の全文・文字起こし
出席者4人で深々とお辞儀から始まりました。
※会見を聴きながらまとめていますので、ニュアンスが多少異なる場合があります。
ジュリーからの説明
ジャニー氏の性加害を認め謝罪。
被害に遭われた方に心よりお詫び申し上げます。
全ての方々にお詫びもうしあげます。
9月5日をもって代表取締役社長を引責辞任いたしました。
新しい社長は東山紀之が務めます。
副社長の白波瀬も引責辞任しました。
当面の間、被害者の心のケアの業務執行意外には携わりません。
全身全霊をかけて救済・補償していく。
東山からの説明・代表としての挨拶
ジャニー氏の性加害を認め謝罪。
年内をもって表舞台から引退し、人生をかけて向き合っていく。
全ての方々にお詫び申し上げます。
被害者の方々への誹謗中傷はやめてください。
こういったことが再発せぬようチームコンプライアンスオフィサーをつけます。
被害者の方々の救済・補償に誠心誠意取り組ませていただく。
ファンの皆様、全ての所属タレントに失われた信頼をとり戻すために誠心誠意取り組む。
会見での質疑応答
Q:東山さんご自身がハラスメントと指摘を受けたことは?
A:自身が指摘されたことはない。しかし、誤解を招く行為があったかもしれない。
Q:ジュリーさんは株主としてどうされるのか?いつを目処に降りられるのか
A:100%株主ではありますが、代表取締役として補償について議論していった方が良いと判断しているため、補償の進み具合で退任時期を決めていく形。株については相談している。
Q:会社の責任をどう考えている?
A:エンターテインメントの世界で、下のものは上を信じている。下からの意見を上にあげられないという現状もあった。健全な世界を作る役割をになっていきたい。
Q:東山さんは性加害にの認識はあった?
A:直接被害にあったことはないが、噂では聞いたことがあった。自身は性加害を受けたことはないが、何もできていなかった。被害現場を見たり、後輩から聞いたことはない。
Q:東山さん・井ノ原さんが認識した時期は?
A:あくまでも噂であると信じていた。暴露本を読んだことはない。そういう状況下であるとは全く気づかず。2人は父のようで母のようだと感じていた。(東山)
A:自分が入所の際にその噂は知っていった。そうなったらどうしようということを話していた。被害者が相談できない、なんとなくそういう空気はあった。(井ノ原)
Q:当事者の会の皆さんへの直接的な会話はジュリーさんが?東山さんが?
A:双方の意見伺っていきたい。
Q:東山さんへの質問・1番最初の質問の回答について。自分は適任なのか?
A:自分は厳しい方だと思っている。昔は、舞台を作っていく上で必要だと思っているが、今は新経営者と相談しながらやっていきたい。
Q:ジュリーさんへの質問・同族経営を変えていくアイディアは?
A:同族経営を変えていかなければいけないとは認識している。すぐに変えていくことは難しいが、検討していきたいとは心から思っている。
Q:ジャニーさんへの思いと社名の変更は?
A:たくさん議論してきた。一つの表現でもいいのでは。大事なのはこれまでタレントが培ったエネルギーやプライドと考えている。喜多川氏に対しては、エンターテインメントは人を幸せにするためにあると思っている。でもそうでなかった。実際には誰も幸せにできなかった。
Q:社名変更に納得行かない。あまりにも常識はずれでは?
A:イメージを払拭できるほどみんなでがんばっていきたいと今は思っている。
Q:社長交代とこれからの補償で十分と考えているのか?
A:提言をいただいてからできることが限られていた。なにができるのか探っているのも事実。まずはできることと考えている。人類史上最も愚かだと思っている。まず一歩を踏み出さないとスタートにならない。そこから見えてくるものもある。
Q:TOKIOの山下さんの事件についてのコメントは、ジャニーさんへのシグナルだったのでは?
A:シグナルを出したという意味ではなかった。
Q:被害を訴える窓口についてどうするか
A:法を超えての救済が必要であると考えている。長い道のりという覚悟をもっている
Q:どのように性加害認定と至ったのか
A:考えが変わったのではなく、あの時点では事実認定ができていなかった。(ジュリー氏)
A:提言を受けて動き出さなければならない。それを受けてこのような結論になった
Q:経営方針について・退所を検討するタレントとの向き合い方
A:メディアの方々との対話は必要。タレントに関しては、ここにいてよかったなと思える事務所を作らなけげばと思っている。
Q:ジュリーさんへの質問・昔所属していたタレントへの補償は?
A:補償については東山が申し上げた通り、真摯に向き合っていきたい。その際、在籍していたかの確認はしていきたい。
A:あまり厳密な証拠を求めるよりはもう少し緩やかに、法を超えて保証していきたい(弁護士)
Q:認識がなかったのか?東山さん自身性的な加害についての事実は?
A:僕はしたことはないです(東山)
A:デビューしたタレント関連の仕事をしていて、ジュニアの方々とは挨拶ぐらい。相談できるような関係でななかった。
Q:ジャニーズ事務所の権限全ては東山氏?ジュリー氏は物言わぬ株主として?
A:彼らのケアをすることが私の仕事。それ以外は権限を持たない(ジュリー氏)権限は東山に。
Q:事務所の風通しについてはどう感じていた?
A:絶対的な存在だったので、風通しはよくなかった。僕がやることで風通しがよくなればと思う。みんな平等にフラットなものの考えで行けるようにしたい(東山)
A:僕はジャニーズJr.の育成をしています。6歳の子からいます。僕が、僕の部下が権力を持たないように常に話し合っています。(井ノ原)
Q:ファンの方にお伝えしたいことは?
A:信頼を勝ち取るのは至難の業だと思っている。タレント一人一人が自覚を持って取り組んでいく。(東山)
A:変わらず応援してくださるファンの皆様には本当に感謝しています。本当にご理解いただきたいことは、みんながそういうことがあって今があるわけではなく、一人一人のタレントがこれまで本当に努力してきたからである。これからも応援していただけたらと思います。(ジュリー・言葉を詰まらせながら)
A:精一杯力の限り応援してくださっていて、ジュニアのみんなもこれからもファンのみなさんと歩んでいくものだと思います。これからも恩返ししていきたいと思います。(井ノ原)
Q:2005年の書籍は事実?
A:事実ではないと思います、わかりかねます。
Q:なぜ白波瀬さんは不参加?退所したジャニーズを出さない、公正取引委員会から注意されたのはどう変えていく?
A:白波瀬は責任を取って退任したからいません。白波瀬は前の世代のため事実は把握しきれていない。世代交代は対話する機会も増やしていきます。(東山)
A:藤島ジュリー恵子が責任をもって会見にきているため、白波瀬までは出席させていません(ジュリー)
Q:白波瀬氏は虚偽の対応をしている。なぜジュリー氏より深く知る人物を呼ばないのか?もう少し正直に、ジャニーメリー独裁はどうだったのか?真実を語ってほしい
A :覚えてないことがやはり多い。したかもしれない、してないかもしれない。
Q:白波瀬さんと話していない?
A:何も話していない、センシティブなので。退任なので登壇はさせられない
Q:ミュージックステーションに出れないタレントはジャニーズからの圧力では?テレビ局が共犯といわれるのもここ。忖度がいらないならJO1やビーファーストのタレントがテレビに出れることを約束できますか?
A:忖度圧力は必要ありません(東山)
A:そんな簡単に忖度がなくなるものではない。日本にはびこってるしなくすのは困難。一緒に考えていく問題です(井ノ原)
ジャニーズ事務所会見の出席者
ジャニーズ事務所会見の出席者は、以下の4名です。
出席者
- 藤島ジュリー景子さん(引責辞任)
- 東山紀之さん(新社長に就任)
- 井ノ原快彦さん
- 木目田弁護士
ジャニーズ事務所会見の会場
ジャニーズ事務所の会見会場は
東京都内
としかわかっていません。
今回の会見では、多くの報道陣が集まり質問が止まることなく続いていました。
会場は分かり次第更新いたします。
まとめ
この記事では、9月7日(木)14時からのジャニーズ事務所会見の全文・内容・文字起こし・出席者という内容でお伝えしてきました。
長時間に及ぶ会見でした。
賛否両論ありますが、今後の動向も見守りたいと思います。