高校野球で107年ぶりに優勝した慶應義塾高校。
仙台育英高校との戦いで8-2で勝利しました。
決勝戦なので応援にもさらに力が入りますよね。
しかし、その応援に対して「圧力的」「うるさい」などの声が出ていました。
この記事では、
- 慶應の応援は圧力的でうるさい?
- なぜ批判されているいるのかその理由は?
という内容でまとめました。
慶應の応援が「圧力的」「うるさい」の声
8/23の慶応VS仙台育英の決勝戦では、スタンドが観客で埋め尽くされていました。
その中でも、やはり慶応の応援の多さに圧倒。慶応の生徒たちやOBらの「大応援団」がスタンドを埋め尽くしていました。
慶應の応援が「圧力的」の声
決勝戦の甲子園球場。
慶応の応援は、三塁側アルプスだけでなく三塁側内野席、左翼外野席まで埋め尽くされていました。
テレビで見ていても確かに圧力を感じるほどでした。
実際に球場にいた方、高校球児にとってかかなり圧倒される光景だったと思います。
今回の、慶應の決勝戦の応援を上回る圧の応援もあるそうです。
「圧力的」「うるさい」などと批判されている理由5選
慶應の応援が批判されている理由は5つ。
批判理由
- 慶應の応援は「うるさい」?
- 慶應の応援が「圧力的」?
- 慶應の応援が「守備妨害」?
- エラーでの歓声に品のなさ?
- 球場全体が敵に見える?
批判理由:慶應の応援は「うるさい」?
そもそもあの人数の応援ですから、声が揃えばうるさいと感じる方もいますよね。
それだけOBの方や慶應を応援したい!という方が多かったということではありますね。
この一体感のある応援に対してプラスの声もあります。
応援の声が大きくなる気持ちはわかる。大学出て20年30年経って母校の校歌をあんな人数で大合唱できたら気持ちいい
引用元:X
慶応の応援半端ない一体感で鳥肌
決勝戦に相応しい応援だった
引用元:X
批判理由:慶應の応援が「圧力的」?
慶應の応援というか、神奈川の高校野球では、あの圧力は当たり前のようですね。
しかし、初めて目にする人も多かった慶應の応援風景。
それもあって、圧力的と感じ、批判にもつながってしまったようです。
批判理由:慶應の応援が「守備妨害」?
慶應の応援が、仙台育英高校の守備妨害では?との声も出ていました。
仙台育英が守備の場面(5回表)。
センターとレフトがお見合いをしてボールを取り損ねてしまった場面がありました。
その時に上がっていた声が、
- 声援がすごすぎて外野の声かけできなかったんじゃないか
- 慶応の応援大人気ないよ
との声でした。
慶應の応援の声が多かったために、守備の声が聞こえていなかった。それがエラーにつながってしまったのでは…?との声が。
仙台育英の選手たちは、自分たちのエラーを慶應の応援のせいにはしないはずですが、応援に力が入りこのように思った方もいたようです。
批判理由:エラーでの歓声に品のなさ?
仙台育英高校がエラーしてしまった時に、慶應の応援側から歓声が出ていたことも批判理由の1つです。
これには、慶應のOBからも苦言が…。
「高校野球の応援にはマナーがあります。
自分のチームの攻撃中でも、相手チームのプレーに迷惑がかからない範囲での応援をすべきです。
5回表の仙台育英のエラーはこれまでの育英とは思えぬプレーでした。
そもそも相手のエラーで歓声を上げるなんてもってのほか。
おまけに仙台育英の攻撃中にもひとつアウトをとるたびに歓声を上げていて。
三振を奪うたびに大歓声があがっていたのは違和感を覚えました。
拍手ならまだ理解できるんですが……プロ野球の観戦の経験はあるものの高校野球の応援は初めて、という人が多かったからかもしれません」
引用元:NEWSポストセブン
母校の優勝は嬉しいけど、イチ高校野球ファンとして応援については思うところがあったようです。
高校野球では“観戦上のご注意”として以下のことが挙げられています。
- ハイタッチや肩組み
- 座席の上に立つ行為
- 1か所に集まる行為
- タオルを振り回す行為
- 旗・幟を掲げること
- 試合に関係ない示威行為
- 他の観客の迷惑となる行為
対戦相手でも敬意を払うことが基本的なことですよね。
批判理由:球場全体が敵に見える?
今回の応援では、場内のアナウンスで以下の注意喚起がありました。
「立ち上がっての応援は、他のお客様ご迷惑となることもありますので、ご注意ください」
「応援は後方のお客様のご迷惑にならないよう、十分ご配慮ください」
慶応側の応援では、
アルプススタンド以外の場所で立っての応援や肩を組んで横揺れする行為
が見られました。
これは、過去の大会の“タオル回し騒動”に類似している行為と指摘されています。
タオル回し騒動とは?
2016年の夏の甲子園で起こったタオル回し騒動。
八戸学院光星(青森)対東邦(愛知)戦で9回裏に東邦の応援席でタオル回しがおこった。
すると、球場全体にタオル回しが伝播。結果東邦が逆転勝ちを果たしたのだった。
その試合後、光星の桜井一樹投手は「全員が敵に見えた」と心情を吐露。
翌年からは、《守備側の選手に緊張感、威圧感を与えることがあります》と各校の応援団にはタオル回しの自粛が伝えられるようになった。
今大会での応援で見られた“肩を組んで横に揺れる”という行為が、選手から見て全体的に敵に見えるのではないかと指摘されています。
このように、
SNS上ではたくさんの声が出ていました。中には仙台育英高校にとってフェアではなかったとも。
しかし、
試合後の仙台育英高校の須江航監督は、
「(今春のセンバツでも両チームは対戦し)相手の大声援は経験していたので、不快感だったり、圧力だったりという感じはしなかった」
引用元:Yahoo!ニュース
と振り返っています。
まとめ
この記事では、慶應の応援は圧力的でうるさい!?批判されている理由は5つ!という内容でお伝えしてきました。
高校野球決勝戦の慶應VS仙台育英の試合。
球場を埋め尽くさんばかりの慶應の応援は、テレビで見ていても圧倒されるほどでした。
なぜ批判を受けているのかという理由を5つにまとめてきましたが、
慶應側も仙台育英側も高校球児の頑張りを心底応援したいという気持ちに変わりはなかったはず。
このような批判が出てしまうことはOBの方も残念だと語ります。
決勝で戦った2校の高校球児に非は全くありません。頑張りに心から労いの言葉を送りたいですね。
選手の活躍はまだまだ続きます!!
\8月31日~9月10日は、U-18ベースボールワールドカップ!/